1: オムコシφ ★ 2014/01/22(水) 23:40:01.80 ID:???
ここ数年、結婚&出産ラッシュでにぎわう声優業界。
今月15日には、『這いよれ! ニャル子さん』のニャル子役などで知られる阿澄佳奈さんの結婚が発表され、
同業者やファンから多くの祝福メッセージが寄せられた。
一方、今月11日には、こうした“人気声優の結婚・恋愛”といったプライベートをめぐって、事件も起こっていた。
『SLAM DUNK』の流川楓役や『新機動戦記ガンダムW』のヒイロ・ユイ役など、イケメンキャラを数多く演じる人気声優・緑川光さんが、公式ブログを突然休止したのだ。
その発端は、ファンの着用するアクセサリーを気に入った緑川さんが同じアクセサリーを購入して“お揃い”となったことを、別のファンが見咎めたことだという。
これを受けて、一部の心ないファンが「(緑川さんが)不倫しているのでは?」と騒ぎたてる事態に。
ついに緑川さんはブログの休止を発表することとなってしまった。
それまで声優を応援していたファンが豹変し、極度に攻撃的な存在となる――こうしたケースは以前から何度も報告されており、
その原因の大半は結婚・恋愛といった声優のプライベートがからんでいる。
11年に、『けいおん!』の平沢唯役などで有名な豊崎愛生さんとミュージシャンとの交際が噂された際、
「詐欺師」「処女膜から声が出ていない」といった怨嗟の声がネット上で散見された。
また、08年に『デスノート』などで主役を演じた宮野真守さんが結婚及び相手方の妊娠を発表した際には、ネットで「相手の女、一生恨んでやる」
「流産しろよ悪魔の子」といった書き込みがなされ、あまりに心ない書き込みに非難の声も上がっていた。
こうした恋愛が絡まない場合でも、出演した作品でキャラクターがファンの意にそぐわない行動をとったりすると、
声優宛てにカミソリが送られてきたりするという。
これなどは脚本に対する怒りが声優に向かってしまった、完全な“巻き込まれ事故”である。
いずれのケースでも問題となるのは、“ファンと声優との距離感”だ。
ストーカー気質のファンがいることについて、大手声優プロダクションに勤務していた人物は、次のように語る。
「ある特定の声優にファンレターを週に何通も送ってくる、『会わせてほしい』『連絡先を教えてほしい』と電話してくる、
実際に会うために事務所やスタジオまでやってくるといったことは、私が勤めていた頃にも経験しています。
もちろん『会わせてほしい』といった要求にプロダクション側は一切応じませんでしたし、明らかに行き過ぎているファンだと判断した場合は、
声優へ渡す前にプレゼントの中身を確認することもありました」(元・声優プロダクション関係者)
また、“ファンとの距離感”については「ファンは声優が好きで、声優もファンがつくのは基本的にはうれしいもの。
だから、ともになんらかの形で繋がりたい、触れ合いたいと思うのはある意味当然ですが、あくまで双方『他人同士』だということを忘れないのが大切です。
たとえばライブやイベントで『ファンがいないとやっていけない』『悩みがある』などの弱みを見せる発言をしたら、
それで『じゃあ、自分が助けてあげよう』と勘違いするファンもいるかもしれません。
声優としても、ファンに向けた発言などは十分考えて喋ったほうがいいと思います」(同)
さまざまなイベントに出演する声優が増え、ツイッターなどで本人の生活をリアルタイムに追えるようになった現在、
“声優とファンとの距離”はぐっと縮まったように見える。
それでも関係者のコメントにもあるように、あくまで関係は他人同士のままだ。
声優ファンの方には、
声優という一個人を尊重し、プライベートにまで干渉せず、
節度を忘れないようファン活動を続けていただきたい。
(取材・文/浜田六郎)
http://otapol.jp/2014/01/post-471.html
今月15日には、『這いよれ! ニャル子さん』のニャル子役などで知られる阿澄佳奈さんの結婚が発表され、
同業者やファンから多くの祝福メッセージが寄せられた。
一方、今月11日には、こうした“人気声優の結婚・恋愛”といったプライベートをめぐって、事件も起こっていた。
『SLAM DUNK』の流川楓役や『新機動戦記ガンダムW』のヒイロ・ユイ役など、イケメンキャラを数多く演じる人気声優・緑川光さんが、公式ブログを突然休止したのだ。
その発端は、ファンの着用するアクセサリーを気に入った緑川さんが同じアクセサリーを購入して“お揃い”となったことを、別のファンが見咎めたことだという。
これを受けて、一部の心ないファンが「(緑川さんが)不倫しているのでは?」と騒ぎたてる事態に。
ついに緑川さんはブログの休止を発表することとなってしまった。
それまで声優を応援していたファンが豹変し、極度に攻撃的な存在となる――こうしたケースは以前から何度も報告されており、
その原因の大半は結婚・恋愛といった声優のプライベートがからんでいる。
11年に、『けいおん!』の平沢唯役などで有名な豊崎愛生さんとミュージシャンとの交際が噂された際、
「詐欺師」「処女膜から声が出ていない」といった怨嗟の声がネット上で散見された。
また、08年に『デスノート』などで主役を演じた宮野真守さんが結婚及び相手方の妊娠を発表した際には、ネットで「相手の女、一生恨んでやる」
「流産しろよ悪魔の子」といった書き込みがなされ、あまりに心ない書き込みに非難の声も上がっていた。
こうした恋愛が絡まない場合でも、出演した作品でキャラクターがファンの意にそぐわない行動をとったりすると、
声優宛てにカミソリが送られてきたりするという。
これなどは脚本に対する怒りが声優に向かってしまった、完全な“巻き込まれ事故”である。
いずれのケースでも問題となるのは、“ファンと声優との距離感”だ。
ストーカー気質のファンがいることについて、大手声優プロダクションに勤務していた人物は、次のように語る。
「ある特定の声優にファンレターを週に何通も送ってくる、『会わせてほしい』『連絡先を教えてほしい』と電話してくる、
実際に会うために事務所やスタジオまでやってくるといったことは、私が勤めていた頃にも経験しています。
もちろん『会わせてほしい』といった要求にプロダクション側は一切応じませんでしたし、明らかに行き過ぎているファンだと判断した場合は、
声優へ渡す前にプレゼントの中身を確認することもありました」(元・声優プロダクション関係者)
また、“ファンとの距離感”については「ファンは声優が好きで、声優もファンがつくのは基本的にはうれしいもの。
だから、ともになんらかの形で繋がりたい、触れ合いたいと思うのはある意味当然ですが、あくまで双方『他人同士』だということを忘れないのが大切です。
たとえばライブやイベントで『ファンがいないとやっていけない』『悩みがある』などの弱みを見せる発言をしたら、
それで『じゃあ、自分が助けてあげよう』と勘違いするファンもいるかもしれません。
声優としても、ファンに向けた発言などは十分考えて喋ったほうがいいと思います」(同)
さまざまなイベントに出演する声優が増え、ツイッターなどで本人の生活をリアルタイムに追えるようになった現在、
“声優とファンとの距離”はぐっと縮まったように見える。
それでも関係者のコメントにもあるように、あくまで関係は他人同士のままだ。
声優ファンの方には、
声優という一個人を尊重し、プライベートにまで干渉せず、
節度を忘れないようファン活動を続けていただきたい。
(取材・文/浜田六郎)
http://otapol.jp/2014/01/post-471.html
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