1: オムコシφ ★ 2013/10/27(日) 13:27:23.23 ID:???
『天元突破グレンラガン』の監督・今石洋介×脚本・中島かずきコンビが送る、
秋クールスタートのアニメ『キルラキル』(MBS・TBS系列)の評価が大きく二分されている。
本作は、『ふしぎの海のナディア』『新世紀エヴァンゲリオン』などの制作でおなじみのGAINAXスタッフが独立して立ち上げたアニメ制作会社・TRIGGERが、
企画から手掛けた初のテレビシリーズ作品だ。
父の殺害現場に残されていた巨大な片太刀バサミを持つ少女・纏流子が、意思を持つ謎のセーラー服「鮮血」を着用し、
片太刀バサミの謎を知ると思わせる本能字学園の生徒会長・鬼龍院皐月を倒すべく、
次々と襲いかかる生徒会の手先と戦うというあらすじの本作は、例えるならば、
初期『男坂』『炎の転校生』などに代表される、80年代少年漫画テイスト全開の非常に熱いノリの作風に仕上がっている。
現在、第4話までが放送されており、これからますますテンションが上昇していくことが、
中島かずきへのインタビューなどからうかがえる。
そんな『キルラキル』だが、アニメファンの間での評価は賛否両論大きく分かれている。
ネット上に挙げられている感想をざっくりと分類してみると、およそ以下のようになっている。
■支持派
・「絵に勢いがある!」
・「アナログテイストなタッチが力強くていい!」
・「ちょっと昔テイストの作画が心地いい」
・「いろんな意味でひどくていい!」
・「80年代ドラマなどのオマージュネタが笑える」
■否定派
・「作画がおかしい。安定していない」
・「テンションが高すぎてついていけない」
・「ギャグなのかシリアスなのか分からない」
・「ノリだけで内容がない」
ほかにもさまざまな意見があるが、大きく分けると、こんなところだろうか。
支持派は主に、本作の80年代テイストを感じさせる演出(テンションで押し切るテイストも含まれるか)や、
アナログタッチの作画が持つ力強さを評価する一方、
否定派にはそれらの要素がそのままウィークポイントとなってしまっていることが分かる。
実際にどういう層が本作を支持し、逆に拒否反応を示しているのかを確かめるべく、某アニメ誌の編集者に話を聞いた。
「まだ肌感覚でしかないのですが、視聴者のアニメ体験によって大きく感想が変わっているように思います。
アナログ作画が大半を占めており、各作画監督の画風によって毎回絵のタッチが変わっていた90年代後半までにアニメにのめり込む体験をしていた視聴者は、
本作の粗い作画を、懐かしさをもって受け入れているように思います。
多少の強引さやこじつけをものともしない勢い重視の作風も、当時のアニメのテイストを思わせます。
一方、デジタル作画時代に突入した00年代以降にアニメを見始めた世代の視聴者は、
単に作画が汚く、ロジカルでない雑なシナリオの作品ととらえられている節もありますね」
そう語る20代の彼もまた、「個人的に『キルラキル』は、ちょっと受け入れにくいところはありますね……」と、本作に対し微妙な評価を下す。
http://news.nicovideo.jp/watch/nw817346
※続く
秋クールスタートのアニメ『キルラキル』(MBS・TBS系列)の評価が大きく二分されている。
本作は、『ふしぎの海のナディア』『新世紀エヴァンゲリオン』などの制作でおなじみのGAINAXスタッフが独立して立ち上げたアニメ制作会社・TRIGGERが、
企画から手掛けた初のテレビシリーズ作品だ。
父の殺害現場に残されていた巨大な片太刀バサミを持つ少女・纏流子が、意思を持つ謎のセーラー服「鮮血」を着用し、
片太刀バサミの謎を知ると思わせる本能字学園の生徒会長・鬼龍院皐月を倒すべく、
次々と襲いかかる生徒会の手先と戦うというあらすじの本作は、例えるならば、
初期『男坂』『炎の転校生』などに代表される、80年代少年漫画テイスト全開の非常に熱いノリの作風に仕上がっている。
現在、第4話までが放送されており、これからますますテンションが上昇していくことが、
中島かずきへのインタビューなどからうかがえる。
そんな『キルラキル』だが、アニメファンの間での評価は賛否両論大きく分かれている。
ネット上に挙げられている感想をざっくりと分類してみると、およそ以下のようになっている。
■支持派
・「絵に勢いがある!」
・「アナログテイストなタッチが力強くていい!」
・「ちょっと昔テイストの作画が心地いい」
・「いろんな意味でひどくていい!」
・「80年代ドラマなどのオマージュネタが笑える」
■否定派
・「作画がおかしい。安定していない」
・「テンションが高すぎてついていけない」
・「ギャグなのかシリアスなのか分からない」
・「ノリだけで内容がない」
ほかにもさまざまな意見があるが、大きく分けると、こんなところだろうか。
支持派は主に、本作の80年代テイストを感じさせる演出(テンションで押し切るテイストも含まれるか)や、
アナログタッチの作画が持つ力強さを評価する一方、
否定派にはそれらの要素がそのままウィークポイントとなってしまっていることが分かる。
実際にどういう層が本作を支持し、逆に拒否反応を示しているのかを確かめるべく、某アニメ誌の編集者に話を聞いた。
「まだ肌感覚でしかないのですが、視聴者のアニメ体験によって大きく感想が変わっているように思います。
アナログ作画が大半を占めており、各作画監督の画風によって毎回絵のタッチが変わっていた90年代後半までにアニメにのめり込む体験をしていた視聴者は、
本作の粗い作画を、懐かしさをもって受け入れているように思います。
多少の強引さやこじつけをものともしない勢い重視の作風も、当時のアニメのテイストを思わせます。
一方、デジタル作画時代に突入した00年代以降にアニメを見始めた世代の視聴者は、
単に作画が汚く、ロジカルでない雑なシナリオの作品ととらえられている節もありますね」
そう語る20代の彼もまた、「個人的に『キルラキル』は、ちょっと受け入れにくいところはありますね……」と、本作に対し微妙な評価を下す。
http://news.nicovideo.jp/watch/nw817346
※続く
【【キルラキル】熱い? 寒い? 賛否両論の話題作『キルラキル』を斬る!】の続きを読む